春の訪れと共に木々の芽も大分ふくらんでいるこの頃ですが、久しぶりに法堂の「千手観世音菩薩」を参拝します。
少しずつ暖かくなっているせいか、今日は参拝者が多くご夫婦の方が多いです。
総門を入って少し右手のなぎの木(縁を結び、お金に困らない木)の葉が、昨年に比べて青々と茂りよりこんもりして見えますね。
6ヶ月前にお参りした時の「千手観世音菩薩」の神々しいお姿に、またお参りしたくなりました。
法堂にお祀りされている「千手観世音菩薩」を、まだお参りされていない方は是非お参りされるといいですよ!!
300~400畳程の大広間にお祀りされている「千手観世音菩薩」の、誓願成就の参拝はいつも気が引き締まります。
「千手観世音菩薩」のお参りの手順などご紹介させていただきます
千手観世音菩薩参拝のお清め
総門を入って左側の一対の鎮座した狐像と大きな鳥居をくぐり、参道を歩きますが、そこに敷き詰
められている7枚の石畳のうち、「両脇」を歩きます。
真ん中は神様がお通りになるところなので、「両脇」を歩きましょう。
初めの大きな「鳥居の前で一礼」してから、鳥居を通り進むと右側に「漱水舎」が見えます。
【漱水舎】で参拝の前に体を清めます。
「漱水舎」は以前お清めに使う柄杓(ひしゃく)が置いてあり、右手で柄杓を持ち左手を洗い、持
ち替えて右手を・・・とやっていましたが、現在は片付けられて柄杓がなくなり、「竹の筒」から水が出ていますね。
コロナに配慮されて柄杓がなくなり、「竹の筒」からの水に変わったのですね。
今までは手を清める時に、柄杓の傾け具合で洋服に水がかからないように、気を付けていましたが水の量が少しずつ一定した出方なので、手のお清めが楽にできますよ。
参拝の方々が気を使うことなく、安心してお清めができるようにされていて有り難いですね。
次は千手観世音菩薩参拝の受付になります。
千手観世音菩薩参拝受付
お清めの「漱水舎」を少し進み右側の「御朱印受付」に右折し、そのまま少し進み左側が
【法堂参拝の受付】です。
上の写真が法堂の玄関ですが、玄関に入り立ったままの姿勢で、顔のひたいをキャッチしての「検温と手の消毒」が完了、これにより蔓延回避が徹底されていますね。
消毒もぽたぽたと落ちるのではなく、シャワーのように手にかかってきて、爪の間にまでしっかりと消毒できるようになっています。
これなら大丈夫ですね。
案内をしてくれる人に「赤色の札」を渡すと案内をしてくれます。
エレベーターで2階に上がると、広い大広間に「千手観世音菩薩」がお祀りされています。
千手観世音菩薩にお参り
「千手観世音菩薩」がお祀りされているこの大広間は、厳粛(げんしゅく)な空気を感じるせいか、なぜか毎回緊張します。
【法堂での参拝】
・いきなりお願いごとではなく「昨年、または日頃の感謝」をお伝えしましょう。
・お願い事はたくさんせず、「一つだけ」にしましょう。
落ち着く畳の上で「千手観世音菩薩」と近距離で向かい合い誓願できるのはいいですね!!
親近感があって願いに力が入ります‼
「千手観世音菩薩」は千の手で参拝者様の願い事を叶えてくれますから、ここはしっかりと懇願をします。
千の手で「人々が救いを求めるのを聞くとすぐに救う、自在に真理を見通して救う」と言われていますので、多くの人それぞれの願い事が叶えてもらえますよ!!
まずは自分の努力があっての事なので、「千手観世音菩薩」に「誓願」し、骨身を惜しまず努力して「成就」できるように、常日頃努力を怠らず見守ってもらえるようにしましょう。
きっと願いが現実のものとなります。
千の手で受け止め、叶えてくれる「千手観世音菩薩」には、しっかりとお願いしないと、も・っ・た・い・な・いですよ!
まとめ
大広間の参拝者様が少なくなったので「千手観世音菩薩」の前にいってお顔をよく見ると、若くて繊細な綺麗なお顔はますます好きになりました。
お顔を見る限り女性に見えますが、女性ではなく男性ということです。
でも、心の落ち着く菩薩様です。
まだ参拝されていない方は、是非参拝されてください。
「千手観世音菩薩」に参拝し、「誓願」したので、この後は「成就」できるように努力したいと思います。
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